
関ヶ原合戦の後、徳川軍により外堀などを徹底的に壊された上田城。居城を奪われた兄・信之は、上田城から500mほど離れたこの地に館を建て政務を行っていました。江戸時代に兄・信之が松代へと移った後も、明治維新まで代々上田藩主の住まいとなったそうです。現在は上田高校へと様変わりしましたが、かつての土塁と堀、門は昔の面影を残したまま保存されています。高校の校歌にも真田幸村を謳う一節があるそうで、時が流れても変わらない上田市と真田の深いつながりを感じる場所です。
上田藩主館跡/〒386-0024 長野県上田市大手1-4-32/Tel.0268-23-5408(上田市観光課)/Googlemapを見る