さなだんごの旅/真田の人々と歴史/宝満山 林昌寺

真田家が代々守りつづけた宝満山林昌寺
宝満山林昌寺
真田親子が最も信頼した家臣 矢沢頼綱が再建した美しい寺

中之条駅より徒歩8分の「宝満山 林昌寺」は、平安時代に創建された天台宗の寺院。戦国時代に荒廃していたのを、真田昌幸の叔父「矢沢頼綱」が再建しました。当時の領主真田家より改修の資金を与えられ、信之・信吉・信政など沼田真田氏の保護の下に守られてきました。本堂の屋根の「六連銭(六文銭)」や山門屋根の「結び雁金」など、真田家とのつながりが随所に見られます。

山門内の「仁王像」や「閻魔大王」に「不動明王」、ずらりと並んだ「六地蔵」。本堂・庫裡の「大伽藍」と1684年建立の「鐘楼」、町の重要文化財の阿弥陀如来立像を刻印した板碑など他にも見所がたくさん。特に町の指定天然記念物にも指定される境内のしだれ桜の古木(目通り3.8メートル、樹高16メートル)は、毎年見事な花を咲かせて桜の名所にもなっています。

宝満山 林昌寺/〒377-0423 群馬県吾妻郡中之条伊勢町1002/Tel.0279-75-2064/駐車場有/Googlemapを見る

宝満山林昌寺
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