さなだんごの旅/真田の人々と歴史/別所の石湯

戦いの傷を癒した別所の石湯へ
真田太平記の名場面 お江と幸村が出会った場所

上田城から直線距離にして約11kmの場所に、真田太平記で真田幸村や草のものが英気を養う温泉として度々登場する「別所温泉」があります。信州最古の温泉でもあるこの地は、真田幸村が最期の時を迎えるまで深い友情を交わした向井左平次と出会い、そして幸村が愛した女忍者のお江と巡り会う舞台としても描かれています。史実にはない物語ですが、そんな事もあったかも!と歴史ロマンに浸りながら温泉を堪能できるファン必見の地です。

池波正太郎の筆の票石
別所温泉

風格漂う瓦屋根の建物内には、野性味溢れる大きな石に囲まれた湯船があります。温泉の泉質は美人の湯とも呼ばれる無色透明の「アルカリ性単純硫黄泉」。入口には、池波正太郎氏の筆で書かれた「真田幸村の隠し湯」という立派な票石も掲げられています。平安時代の武将から近代の文豪にも愛されつづける別所の湯。旅の疲れを癒しにぜひ日帰り入浴へ訪れてみてください。

真田幸村隠しの湯 石湯/〒386-1431 長野県上田市別所温泉1641-1/Tel.0268-38-5750/入浴料 150円/営業時間 午前6時〜午後10時まで/定休日 第二、第四火曜日/駐車場 無(温泉街有料駐車場を利用してください)/Googlemapを見る

真田幸村の隠し湯 石湯
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