さなだんごの旅/真田の人々と歴史/大林寺

母・山手殿が安らかに眠る場所大林寺
山手殿(薫)のお墓

「真田太平記」でも「真田丸」でも気位の高い女性として描かれる真田幸村と信之の生母が「山手殿」。夫・真田昌幸が幸村とともに和歌山の九度山に幽閉されたのち出家して「寒松院」と名を改め、上田の「大輪寺」で余生を過ごして1613年に亡くなりました。真田家の菩提寺「長国寺」と同様に、「大林寺」も真田信之が上田から松代に移封された際に「大輪寺」から分霊され、山手殿の供養塔が建てられています。山手殿のお墓以外にも、兄・信之が城代になるまで沼田城を守り続けた真田家臣「矢沢」一族の墓や、群馬県嬬恋の地を統治した真田家臣「鎌原」一族の墓、そして「真田丸」で父・昌幸の戦友であり、佐助の師匠として描かれている「出浦昌助」のお墓まである、なんとも贅沢な真田ゆかりの聖地です。

大林寺/〒381-1231 長野県松代町松代1224/Tel.026-278-2878/営業時間 11:00〜16:30/定休日 火曜・水曜(4月から11月までの営業)/Googlemapを見る

真田家臣・出浦昌助のお墓
真田家臣・矢澤家のお墓 真田家臣・鎌原家のお墓
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