さなだんごの旅/真田の人々と歴史/文武学校

兄・信之の末裔 八代藩主・幸貴の松代藩文部学校
松代藩文部学校
文学と武道を教えた学び舎 開校当時にタイムスリップ

文武を奨励した松代藩8代藩主「真田幸貫(ゆきつら)」が計画した「松代藩 文武学校」は、9代藩主「幸教(ゆきのり)」の時代である1855年に完成しました。凛とした空気が広がる敷地内には、教室にあたる文学所、武術を学ぶ剣術所、柔術所、弓術所、槍術所などが配置されています。当時の時間割には東洋・西洋の医学、小笠原流礼法、西洋の軍学なども組み込まれており、先進的な教育が行われていました。

柔術所
弓術所
創建時の質実剛健な姿を現在に伝える貴重な建築物として、1953年に国の史跡に指定されました。江戸時代の面影を伝える校内は、武道大会の会場のほか映画や時代劇のロケにも利用されています。春から秋にかけては未経験者でも矢を射って的を狙う弓道体験も行われています。

文武学校/〒386-1231 長野県長野市松代町松代205-1/ Tel.026-278-6152/開館時間 9:00〜17:00 (入場16:30まで)/定休日 原則無休/入場料 一般200円(宝物館と文部学校との共通券で800円、文部学校との共通券で400円)駐車場/真田宝物館の駐車場に駐めてください/Googlemapを見る
東序
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