「さなだんごの旅」の真田ゆかりの地を巡る

お屋敷公園と真田氏歴史館
かつて真田が日常を送っていた屋敷 その跡を色濃く残す公園

「御屋敷公園」は、真田氏が上田に移るまで使用していた居館の跡です。周囲には数十メートルに渡るハシゴ形状の「土塁(どるい : 敵の侵入を防ぐために築かれた土製の堤防状の壁)」が巡らされています。当時の居館の形態がほぼ完全な形で保存された貴重な遺跡として、昭和42年に長野県史跡に指定されました。敷地内の約600株のヤマツツジが植えられ、色鮮やかに咲き誇る5月末から6月初頭にかけては、多くの人で賑わいます。

お屋敷公園
お屋敷公園
真田氏歴史館
激動の時代をくぐり抜けた真田家を真田氏歴史館で振り返ろう

「真田歴史館」は、様々な真田家の資料を展示した博物館です。年代に沿って古文書や武具など並ぶ館内には、武田信玄に仕えた真田家の武将も載る「武田二十四将図」、真田本城跡のジオラマに真田信之の肖像画、大阪夏の陣で家康を追い詰める幸村など貴重な資料がずらり。特に「父・真田昌幸」「長男・信之」「次男・幸村(信繁)」の親子三人が、精巧に復元された甲冑にて並ぶ様は、真田ファンならば思わず見入ってしまう迫力を醸し出しています。

真田氏歴史館/ 〒386-2202 長野県上田市真田町本原2984−1/ TEL.0268-72-2204/入館料 一般200円、児童・生徒100円、団体入館料(25名以上)一般160円、児童・生徒80円/開館時間 午前9時から午後4時まで、7月〜9月のみ午前9時から午後5時まで(入館は午後4時30分まで)/休館日 5月、8月は無休、そのほかは火曜日(祝祭日の場合は翌日が休館)/Googlemapを見る

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