「さなだんごの旅」の真田ゆかりの地を巡る

草のもの修行の地 秘境・角間渓谷
かつて忍者が鍛錬していた秘境を巡るハイキングに行こう

戦国時代を生き抜くためには、他国の動向をいち早く掴むことが勝負の要。故・池波正太郎氏の人気時代小説「真田太平記」でも、真田氏の忍者たち、通称「草のもの」の活躍が描かれています。四方を敵国に囲まれた小国「真田」の鍵を握る様々な諜報活動。超人的な身体能力と冷静な判断力、眼を見張るような戦闘シーン。戦国時代の忍者の中でも、主である昌幸や幸村と力を合わせ、徳川軍に立ち向かった真田忍者の人気には特別なものがあるかもしれません。

角間渓谷
角間渓谷
猿飛佐助の修行場 猿飛岩 草の者の休憩所 岩屋観音堂
渓谷に点在する忍びの跡 思いを馳せながら自然を歩く

真田忍者を象徴する豪傑たち「真田十勇士」は、江戸時代の軍記物や小説に登場する架空の人物たちです。中でも天才忍者として人気が高いのが「猿飛佐助」ですが、実際にモデルとなった人物が存在するとも言われています。真田の郷エリアにある全長4kmの大渓谷「角間渓谷(かくまけいこく)」には、息を呑むような断崖絶壁とともに奇岩・奇勝が多数あり、猿飛佐助も修行したと言われる「猿飛岩」の伝説が残っています。紅葉の景勝地としても有名で、平安時代に将軍「坂上田村麻呂」が住みついた鬼を退治し、平和を祀った「岩屋観音」もあります。

角間渓谷/〒386-2201 長野県上田市真田町長角間/Tel.0268-72-2204(真田地域自治センター産業観光課)/交通 お車の場合:上田菅平ICから15km 20分、電車の場合:JR北陸新幹線 上田駅下車 → バス35分 → 徒歩40分/パーキング有(普通車10台)/Googlemapを見る

角間渓谷
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